2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

経済を考える11-2

では、蓄積された自国通貨建て国債に問題はないのだろうか?現在の日本なら自国通貨建て国債を外国通貨建てにせざるを得ない国と比べて、何の心配もない。世界最大の債権国家でもあるし。 預貯金などの金融資産は多いが、競争力ある生産性ある国内民間活動が…

経済を考える11-1

◆国債発行について 政府は国会の承認を得て、国債を発行する。 要は政府の負債だ。市中で販売して銀行が買う。 税収の範囲で歳出組めば、発行する理由はないのだが。 銀行は日銀への預け金である日銀当座預金を購入国債分を減額することで購入するわけだ。だ…

経済を考える10-2

◆覇権主義を考えて見たい 歴史的に覇権国家は、オランダ、イギリス、アメリカと推移したことが定説だが、このいずれの国もバブルとなり、崩壊しデフレとなり、その打開策として覇権国家となった。 オランダはチューリップバブル、イギリスは南海バブル、アメ…

経済を考える10-1

◼︎需要について考える ・ロビンソンクルーソーの生活は、圧倒的な供給不足であり、需要は無限に近くある。 本人の労働だけが供給源なので、分業による交換がないこと、また、支配被支配者による歪みもない。 あるのは、純粋に本人1人の労働力であるが故に、…