2018-01-09から1日間の記事一覧

マルクス主義経済6

・農本主義時代は、8割の農奴の、太陽エネルギーに依拠した食糧生産力に多少なりとも合理的な生産性をもたらした。 そして一握りの支配階級の豊かな消費生活を安定的にもたらした。 農業技術の進歩により、余剰生産物を生産できたとはいえ、その程度でしかな…

マルクス主義経済5

・4で不生産階級、即ち労働者階級が登場したが、不生産階級と支配階級内の官吏などの召使いとの違いは何だろう? 収奪余剰生産物の分配を支配階級に必要な労働と引き換えに受ける、ということに変わりはないが、支配階級内で常時雇用されれば、収奪税からの…

マルクス主義経済学4

・ロビンソンは、孤島で生存するために、魚を取り、果物を集め、各種の道具を作り、衣服や家具、家を作り暮らしたが、その作業の全ては本人の労働であった。 分配問題がない反面、各方面の技術は稚拙であり生産力は低いままであった。専門的に技術開発する時…