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経済を考える6

村の定期市では、生産工場製品の交換ではなく、零細?個人事業主間の余剰生産物の交換経済を想定しているが、村から国レベルの膨大な生産物の交換市場には、資本家の労働者雇用を伴う工場生産品の販売による交換が行われ、その利潤を巡って階級的な分配問題…

経済を考える5-2

村の定期市で、商品W-G-Wの交換をなす為の貨幣Gの導入について、市場構成員による市場外の銀行機能からの借入による方法を5で想定した。 一方で村の定期市でも、権力から自由ではなく、丁度フリーマーケットの所場代のような、交換とは別の支出を必須として…

経済を考える5

村の定期市では、W→G→W、即ち、商品→貨幣→商品なる交換を通じて、商品が社会的に交換分配される。過剰生産物を市場で販売換金し、その金で他の必要な商品を買い消費する。これは、労働者、生活者即ち家計部門の行動パターンだ。 まず、第1の疑問は、村の定期…

経済を考える3ー1

物々交換は交換のちょっとした欲望の不一致で行き詰まりをもたらすが、誰もが交換を拒まない、「交換の媒介物」貨幣が存在すれば、取引主体間で交換が成立する可能性は格段に高くなる。 取引主体間での貨幣の受渡しを通じた、価格の実現と契約の履行について…

経済を考える3−2

ケインズの分類方法では、 国家貨幣の定義は、強制的法貨である 貨幣と、強制的法貨との交換が保証されている貨幣を加えたものを指す。 したがって強制的法貨である中央銀行券(例えば日銀券)だけでなく、それとの交換が保障されている中央銀行当座預金例えば…

経済を考える4

伝統的な純粋互換モデルで描かれる世界が、現実の資本主義経済からあまりにもかけ離れている事は、ミンスキー(H.Minsky)によって次のように指摘されている。 標準的な経済理論、新古典派総合、の構成は、村の定期市で行われるような、物々交換を検討すること…

経済を考える2

ロビンソンの個人的生活と異なる、集団を構成する社会では、分業生産物の交換が社会的にスムースに継続されなければ豊かな経済成長は社会全体としては得られない。交換が障害なく行われれば生産力、生産性向上も誘導され、社会経済は発展し社会が豊かになる。…

経済を考える1

ロビンソン・クルーソーのように無人島で1人で生活すると、生産活動に分業や協業がないことにより過剰生産物の交換の為の労働は必要ない。まして、交換の道具である貨幣も必要ない。交換による富の創出を前提とする為の生産性向上活動もない。生産性向上の成…

国家と経済4

ケネーを適用して、経済循環から国家と経済を考えてみたい。前回述べたように、支配階級と生産階級を考察してみる。 支配階級と言っても、現代日本は、王による専制的権力支配ではなく、国民の選挙により選ばれた代表により、政府が作られ、行政執行が行われ…

国家の経済モデル3

1では、生産階級と支配階級に分けたが、何も階級闘争を導きたいわけてはない。 国家の経済循環にとっての、発行貨幣を消費するセクターと、回収して返納するセクターをマクロ的に分類しただけである。 貨幣が等価交換としての商品でなく、国家の発行する法貨…

国家の経済学モデル2

1で述べた通り、自由市場のモデル原理主義からスタートした経済モデルで貨幣を考察した場合は、貨幣が等価交換商品として存在しなければならないが、また、それは一般人に自然に理解されるが、国家論から貨幣を見ると、王が金蔵から金貨を兵隊に配り、市場か…

国家の経済モデル1

封建制時代は、日本でもヨーロッパでも、王が支配階級として領土を所有する。領土所有の欲求の根拠は富であり、その富は、資源の所有権であり、生産階級からの収奪権である。勿論ここから得られる富は、豪奢な王の暮らしの為に使ったり、領土を拡張する軍の…

通貨と国債

日銀は、日銀券即ちお札を発行するが、日銀は日本国政府の子会社であることで、政府発行通貨でもあるお札は、表券主義による通貨でしかない。それ自体に価値はない。 22円の経費で10000円札が製造できる。 では、発行すると9978円の発行益が日銀経由で政府に…